- 贖罪の塔別紙
- 2024/10/24
妖艶な全裸の女が急に知り合いの姿形になるの気色悪すぎて、あんまり栄心って他人に対してド失礼な態度取らないようなタイプ(わざとそういうことをしないという意味。結果的に他人を不快にさせることは人間なら誰しもあると思う)だと思っていたのですが終始ドン引きしたり無視したりしながら行動を共にしていたね…。困惑。一度も名前呼ばなかったな。
これはシナリオ側からは多分継続探索者の出身シナリオの同じ陣の人とかGMとかに担ってもらうのが想定なところを私が無理に出身シナリオ既知というだけでお願いしたにすぎないので何も気にせんでくれ。ただただ、おもろい。
もっと親しい間柄の人物に化けられてたらどうなってたかを想像するのは楽しそうだけど…草も生やせないような地獄絵図になりそうなので、これでいいっす!
帰りたい一心なので「これ」が望まない事をすれば帰る道に近づくんだと思って色々やってたけど、知ってる奴の顔で悲しそうな表情されるのは心傷んだだろうな…。
兄弟殺しを再現するところ笑っちゃった。VOIDのHO1にやらせるなそんなこと。贖罪の塔ってタイトルから連想してこの塔(シナリオ)に来る探索者って自分を嫌悪してる人が多いのかもみたいな意見は尤もらしい。でもこいつは…そうではない…自分の生に誇りがある、自分を形作るものたちを愛してたから。その存在が目の前に現れて殺してくださいもしくは大人しく殺されてくださいという試練、受け入れられると思うか。無理だろ…。結局どちらともやりたくないことをやらされ、出目的にも例の闘いの再現みたいなことをし(ほんと笑う)お前って本当に俺だなって思いながら確実に仕留め、おしまいの感情になる。これシナリオ的にはクローンみたいなものなのだけれど、実際に探索者の体験した事を知っている私が動かしてる側が討って、物語の大筋は同じだけど実際にはどんなことがあったかは知らないKP側が討ち取られたのはなんだか探索者の魂…みたいなものを感じてしまい、こいつの出目にオカルトを見出してる私はちょっと口角が上がり気味だった。
最終局面…これはPLが思いつかなかった時点でPCにもその行動を取らせようがないのでマジで自分の探索者に向けてごめん~と思っていることがある…。この塔には目的があって自ら足を踏み入れたわけじゃないしな、という考え方をもってしても後悔が覆らんのだが、膨大な知識蔵書の中から自分の望むことを一瞬でも検索しようと動けなかったのが悲しいんス。まあ先入観だな。現代(2050年!?)医学技術でもどうしようもないことだろう、と思っているっていうPLの。じゃあだったら魔術にでもなんでも頼れよ。あったじゃん、すげーデカイ図書館が。もうねえ…PLもPCも疲れ果ててた。
無理矢理理由を後付けするなら…オリヴィアは愛を知らなくて、愛情を教わった相手も悪魔で病気も怪我もしないような超常的存在だったから、他者の命が脅かされた時にそれを嘆いて救うための知識の貯蔵はここにはないだろうと判断したから…とかになるのかもしれないけど。何かできることがあるならなんでもやらせたかったな。不甲斐ないプレイヤーですまん。
全てを知る代わりに塔と一体になれだの、生きていたいなら最上階に行くべきではないだの…散々忠告されりゃあ自分が自分で居られないもしくは死ぬと言われてることはわかる。プレイ中は上記の事抜きにしても「こんな大チャンス、二度と来ないだろう」と思うと無性に悔しくて、知りたい事はあったけどでも自分が生きて側にいられなきゃ意味がなくて、じゃあ帰るしかないのか、こんな高み(物理的にも)に来てまで無力だなぁと思ったらすっごいやるせなかった。何をなげうってでもとは思っているのに「自分の命と同じくらい」価値があるからこそ自身を犠牲にはできなかった、愛されてることが枷だった…。あそこ一人で勝手に盛り上がってエンディング描写ずっと邪魔しててすみませんでした。ビヤーキーは栄心から見たら怪物そのものだけど自分の問いかけに頷いてくれたり、本当に望む場所に連れて行ってくれたりしたので賢い生き物だなと思っている。PLは何度も見たことがある生き物についに乗らせてもらえて感無量。
オリヴィアの「お前を人間に戻したかった」って願いにかなり同調していた。自分のせいで人間の生送れなくなった人間、多すぎる。人として愛情を注がれてずっと生きてきたのにそうしてくれた皆、もう居なかったり人間じゃなかったり、かろうじて人間だけど果たして人生を謳歌しているかと言われればそんなことは全く無かったりする。シナリオの言葉を借りるなら原罪である自分の生い立ちがなければ家族になれなかったから、時空を超えて過去を変え洗い流すわけにはいかないのであった。だから夢の中でリリスに「楽園を飛び出した原罪の子」呼ばわりされたのはとてもぴったりだな…と思う。
この経験は多分誰にも話さないだろうな。これから先どういう風に現状と向き合うかは分からないが、実際にいくつかの魔術を覚えて帰って来ている身だから、(ついでにPLの後悔の念もあるし)今後医療にも精神論にも頼らない魔術という手段が存在することをはっきりと理解した、知ってしまった。あの場所以上に知識を取得できるような場所なんか無いのかもしれないけど次こそはと思って行動理念に加えると思う。そもそも理不尽が引き起こした脅威に晒された人を助けるならこっちも理不尽に頼ってやろうやないかい。有馬みたいに悪意を振り撒くのでもなく、EMCみたいに人の感情につけこんで蹂躙するのでもなく、自分がそれを知って自分で施せるならそうしたいだろう こいつは。誰の迷惑にもならず誰の気持ちを踏み躙ることもなく、自分の選択で救えるなら。
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