Call of Cthulhu

さいごのオズマ感想
  • さいごのオズマ
  • 上埜 宙

終わりを紡ぐ物語だから、どうやって終わらせるのかをずっと考えながらやってたけど、「絶望の中でも少しの希望を見出したい」「大人はそれを頑固でくだらなくて矮小だと言うかもしれないけど高校生ならそんな夢持っても許されるだろう」ということで、ああいうことを言わせてもらった。みんな、受け止めてくれてThank you…

確定ロストですってあらかじめお出しされているにもかかわらず「どうなっていくんだろう?」って不安がずっとつきまとっているのが嫌な感じで好きだった。いや、ずっとこの惑星が終わるとは言われているんだけれど…!
ラストオズマ計画で世界中にタイムカプセルお届けしにいくところ好き。ターミナルが天文台なの大好きすぎ。いいとこ選ぶやん。
いやあとところどころ描写で…ライカの行方を彷彿とさせるシーンがあり、良かった。語彙力カス!

プレイし終わってから改めてHOごとのオズ魔での役割を知った上で振り返ると色々感慨深いですね。はぁ〜ん…なるほど?
天然無神経のハルが本当に心無いさんだったのびっくりした、ふっつ〜に「そういう子なんだぁ」と思いながら見てたから…w
このHO遊ぶの凄い難しそう!!采配を誤ったら空気凍りそうだし、でも秘匿だからなんでこんな対応なのかは言い辛いだろうし…。
少しばかり傍若無人だけど本人の愛嬌(しかし当人は自覚なし)がうまくそのマイナスポイントを上塗りしてて、個性となっていた。おもしれーやつ。
ウタの家庭環境はシナリオ読んでしか理解できてないけどかなり終わっててオ〜ン;;となった…。レンニキ、頼むで!
「全然やりたくなかった」ってはっきり言ってるの見てホントにやりたくないのがわかって、あまりの語気の強さにちょっと笑っちゃった。いいぜ!やりたくないことはやらなくていいんだぜ。
公開HO内容からは計り知れないくらいずっと頼りになる友人だった。そして出目が伝説すぎる。生還できるシナリオでそれはしたほうがいい!

終盤に今まで出現した神格がカーテンコールのように脳内に出現するあのフェーズめちゃくちゃで、探索者はそれどころじゃないだろうがPLは笑かすでない!となっていた。
宇宙の始まりと終わりを知りましたが…それは「知識」なだけであり、その知識を生かすも殺すもそれは自分次第なんだろうて…。でも知ったからこそ生命がくりかえす様も想像はできるのではないかな。宙はつぎ生まれてくる生命に託すよ。人類も惑星も宇宙もそうやって繋がってきたからね。

神話生物が本気出したら人類なんてひとたまりもありませんわよね。
なすすべもない脅威、まさに天災を感じられてメチャメチャ興奮したな…。
この計画の事を知らされなければ、ドロシーとトトに出会わなければ、私たちは他の有象無象と同じく何も知らないままで居られたのかもしれない。
けどそうはならなかった。ならばそこは探索者然としていこう。選ばれし子供達。

宇宙という分野の果てしなく広大で懐がでけえところが好きだなぁ。
途方も無いけど、確実にそこに存在してて、生きている。私たちの営みも宇宙の営みの一部。
だからこの終焉も無駄じゃないよって、思いたいよ。

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!