- 灰よか感想
- 2025/6/8
もっとしっとりと遊ぶべきシナリオだったかもしれないし、それは過去の私だったらできてたかもしれない。でも今やっても凄い楽しいシナリオだった~!
私「燃やすってことですか?」
KP「はい。」
私「」
一番難易度高いよと言われると燃えちゃうゲーム脳。ダイスゲームで…生き残りたいだろッて!
PLは久しぶりにCoCで燃える舞台を拝めるってテンションが上がってた。燃やせるって判明した時はちょっともう焼きたくてしょうがないな…と攻略ルートを見出していたが、KPにも言われた通りこの探索者が放火を…?という躊躇いはまあないわけではなかった。
燃やす動機→この家があると自分だけが無事で帰ったとて別の誰かが誘拐されて次の犠牲者が生まれそうだから失くしといた方がいいだろう。KPCの精神状態も正気ではないのは分かりきっているので説得は出来ないけど手帳から垣間見える心情からして救いを求めているなら出来ることはやってみよう。
と、言う感じ?他人の人生に介入するなんておこがましいかもしれないけどそもそもKPCの7年間が他人(ここでは大元の誘拐犯である魔術師)によって歪められたものなんだからそこから道理に戻してあげられればなあと思ってたな。
ここまで書いてて思い出したけどこゝろのK先生も似たようなことやってたので(神話生物に魅了された親友を助けに行って返り討ちに遭って死んでいる)あぁ師弟揃ってまぁ~!って勝手にニッコリした。
シナリオ読んで、記憶を曇らせるで家が大切だと思う気持ちを消してしまうのがかなりクレバーな方法だな…と感じたしプレイ中に自分もやりかけてたけど人の頭ン中いじくるような冒涜的処置を施すのか?だし、やってること魔術師と同じなこともありかなりこれと朔の理念をこじつけるのが大変そうすぎて早々に選択肢から消してた。比較対象が冒涜的魔術なのが圧倒的すぎとはいえ放火も立派に重犯罪ですが。ちょっと少年漫画シナリオ出身なもんで延焼した家屋を背中に一人で立ち去る僧侶の図がなんか、それっぽくてウケます。
燃え盛る家に戻っていく彼を見送る時、この期に及んであなたがそうしたいならそれが一番良いのでしょうと、これ以上引き留める気持ちは微塵も起きなかったな。この世は諸行無常なのでいつか生まれ変われた時は誰にも何にも囚われることのない人生を歩んでくれよなと思っている(僧侶マインド)。
なんかいつも自分のソロシプレイ時間長げーなって思ってたんだけど、人に説明することでなんとなく原因が分かった…コンパイルの時間があるからだ。で、複数人シナリオだと引っ張ってくれる人がいるけど私しかいないもんだからそこにリソースを割けるだけ割いてしまうんだ。どうしても自分の思考を発表してからでないとなんでそうしたのっていうのを分からないままプレイを進めるといつか事故ると思っているのでそれを恐れている。あとはシナリオで出る情報の意味とかつい考えがちだ…情報そのものだけじゃなくてそれの存在意義とか。
そんな感じのモタモタプレイだけどやりたいこと汲んでじゃあこうしようとか、その方法は良いですねって色々提案を実行させてくれるのが嬉しかったしプレイの満足感が高かった~!自分の遊び方についてはマジでずっと自信はないんだけどシナリオに真剣に向き合ってくれて嬉しい的なコメントを頂いたので少し前向きな気持ちになれた。私はこの遊び方が楽しいのでこうしてるけど、プレイスタイルによっては合わん相手もいるだろうからこうやって一緒に遊んでくれる人に受け入れてもらえるのは本当に幸運なことだ。
いや~~いいセッションだったな…ずっと気になってたシナリオだったので、回していただき本当にありがとうございました!!
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