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都市伝説解体センター感想

おんもしろかった~~~!以下、特に全部をおさらいしたわけではないので曖昧な記憶で書き殴る感想。かもしれない語りは全部妄想。

6話エンド後の怒涛のネタばらし、私のリアクションめっちゃ良くてウケる。
センター長を初めて見た時男か女か分からん容姿してるなあと感じたのも、あざみの異常なほど世情に疎い鈍感さも、各話でのちょくちょくある回収されない謎や引っかかりを感じる部分も、クリアした今となっては「そう感じて当然」のものだったのがいい。私は割とこれがゲームだからって理由で細かいこと気にせずそういうメタ要素だもんな~でスルーしがちなところがあるので今回もまんまと騙されていた。バグなのかと思ってたことも多分仕様…。
今はあざみと先輩のバディ関係はこれからだったやろがいという喪失感に打ちひしがれているよ。なんでや…あざみ…。いや、あざみは何も悪くないんだ…。
悪いのは如月歩とかいうバケモン生み出した腐った社会だろ!?GR!GR!

一番最初に眼鏡かけてセンター長の背後に念視で見える痕跡、今見るとめちゃくちゃ如月努の面影あってひえってなった。この場所で彼の姿が見えるってことは、実際にここに居たということになるけど…。
もしかしたらここで自死したのかもって考察を見かけてますますここを拠点とするセンター長、つーか歩の並々ならぬ執念を感じてシュンとなる。歩のヘッドスペースであざみがセンター長と会話をする時は本棚びっちり本詰まってるし絵画かけてあったりオブジェあったりする空間なのに現実のセンターの事務所は蜘蛛の巣張るほどほぼ使われてないっぽい。なんでそんな場所を拠点とするのかの理由があるとしたら考察の通りの背景があって、せめてイメージであったとしても兄の(残滓の)傍に居たかったのかもしれない。というかもしかしてここ事務所兼自宅みたいなもんだったのかなぁ?福来あざみという存在が発生してから使わなくなったとか…?あざみの身体でどこに帰宅していたのかはわからんが一般女子大生として過ごすならまぁ普通のアパート独り暮らしとかしててもおかしくないしなぁ。メモ:ワン大3年情報学部。美桜が23歳だから同じくらい?ただこれわかんないんだよね、普通20~21くらいだと思うんだが…。パパ活時期の堕胎とかで大変だったから美桜は留年してたりするのか?

あざみっていつ生まれたんだろう。個人的にはセンターの調査に公安(ジャスミン)が潜入捜査しに来たのがきっかけかなぁ~て…思っている。廻屋渉=SAMEZIMA管理人として信者という手足は持ってても、掲示板上の噂・デマに踊らされるボケナス共と別に変わらんので直接接触はしなかっただろう、そんな折に自分が恨みを持って尤もな組織の人間が向こうから来る。(C.U.T.U.の捜査だからテロ関連で捜査対象だったみたいだけどガチのテロリスト~!)
歩は自身の隠れ蓑にするために純真無垢で素直なあざみを創造して、大学で友達作ってみたり(美桜の援交相手がなんか知ってそうな奴なのがな…)警察の人間と交流持って自分自身で情報収集するために利用しようとしていた、けど、先輩の教育の賜物でSNSの暴力にも立ち向かえるようになり自身の計画を解体させるまでに成長してしまった。それに歩の考えうる純真無垢さや優しさって多分兄や施設で親切にされたことがモデルケースなんだと思う。特に兄の努の慈愛って今自分が殺人犯という槍玉に挙げられてるにもかかわらず下手に容疑者の名前を出したりして自分のような目に遭ってほしくないっつって情報精査徹底的にするしあまつさえそれを捜査情報として提供するような人だからな。全部黒沢とかいうアホのせいで台無しだが…。
あざみは如月努の理想の妹でいたかった歩の善性だけを切り取った存在なのかもしれんけど、同時にそれを形成していたのは彼女の育ってきた環境によるものだと思うから兄の愛情そのものでもあるんだろうなぁというのが私の感じたこと。
だからこそセンター長との対峙で「あなたと共に愛していた価値観を歪めたくなかった如月さんは絶望する」って咎めているのを、今、どんな気持ちで、受け止めれば………ウゥ~~~~~!?!?!?

6話エンドの時「どうして私を…」って何か聞きかけてるのが全てを悟りそうになってたからだったら、帰りの車内でゲッソリしてた(まぁここはそりゃそうでもあるけど)のも先輩と廃墟のセンター事務所に同行した後証拠を指し示すだけしといてトンズラしたりするのがちょっと納得いく。何もわかってないあざみなら逃げたりしなさそう…(5話解体後の反応からして)。単純にそこであざみの人格オフにされただけかもしれんけど。
海外逃亡後に先輩が来るのを待っていたかのような反応をするあざみ、彼女の中ではセンターがどうなったことになっているんだ。新しい土地で心機一転、今日も都市伝説を紐解いて難事件を解決するぞ!みたいな感じなのか?あれ絶対先輩がもうすぐここに来ることをセンター長に聞かされてるリアクションだし、また先輩とタッグが組めるんですね!ってウキウキしてそうな笑顔なのが心臓キュッってなっちゃうよ。
あそこのムービーシーン何回見ても興奮する~。両手を頬に当てて落ち着いた後に落ち着きすぎな廻屋の前髪の房がぶらんと垂れるアニメーションがめっちゃ丁寧…。ていうかここあざみ→(歩)→渉の順に切り替わってるように見える。
これは意見分かれるところな気がするけどセンター長は「人格」ではなく歩の作り出した「架空キャラクター」なんだろうなと思っている。あとトシカイくんも。

こんなところにまで単身乗り込んで来てくれる先輩、流石にメロメロになっちまう。このゲーム一貫して先輩にメロついてたな。かっこいいも~ん!
SNSに蔓延る悪意との上手い付き合い方を伝授してもらおうと全部のポストチェックしてすんません。先輩の突っ込みのお陰でこんなに勇敢になれました。
あざみという人格がもうジャスミンという個人をずーっと頼りにしてるし、先輩の危機には自ら危険を冒しても手がかりを得ようと奮闘してるしで、歩が臆病なあざみを操ろうとしたわりには全然手綱を握れてなくておもろいんだよな。
ジャスミンとセンター長はあざみよりも半年長い付き合いがあるけど、色々を面倒がるわりに情報収集お上手だったり面倒見のいいとこ見抜いてあざみを任せることにしたんだったら私の心のフロア爆湧きです。
あざみは純真無垢で優しい人だがそれだけで、そのままだと何でもかんでも鵜呑みにしてしまうところを正しさを見極められるようになるまで引き延ばしてくれたのは間違いなく先輩なのではないか…。
歩がどこまで人間性まで見越してたのかは分からないけど、あざみの解体とかあんなに嬉しそうにしてたしあざみが先輩との交流や共同調査の中で成長して自分にまで辿り着くかもしれないと思って差し向けたのだとしたら?どうしよう。そこまで掌の上ではないか?
まぁどうであったとしてもあざみという人間は個人として独立してると思うので先輩が心底あざみを想って笑ってくれてるのは本物だし…あざみが心底安心して怪我お構いなしに抱きしめてる愛情も本物だし…し…s…。
うわぁ~~~~~ヤダ~~~~~~スパイだったこともケリついて私達やっとこれから…正式なバディでやってけるはずだったじゃないですか!!!!!
あざみ~~~~~!?!?どこ!?!?!?(大声)

あざみという名前が薊の花言葉、欺く、other meでトリプルミーニングになっていると分かった時は震えた。ジャスミンの花言葉も大変感傷的になれる意味で、いいですね~!?いいですね…。

 

ゲームシステムとしては総当たりしてもクリアできるからオカルト推理ミステリーの本格的なのを嗜んでる人には多分めちゃくちゃ拙いというかやりがいがないかもしれないけど、ターゲット層は推理やミステリー苦手な人でも遊べるようにってコンセプトだったらしいのでそういう人にはたしかに合うかも。
私は攻略中こうかなって筋立ててその通り進むのも好きだし、予想してたら全然違う角度からぶっ込まれるのも好きなのでどっちもがちょうどいい塩梅で摂取出来て非常に気持ち良かった。いいゲームできたな~と思います。

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