板介 すだちSudachi Itasuke

身体的能力においては、およそ高等学校の新入生の平均値を相当上回るポテンシャルを秘めている。そのステータスの高さを生かして中学では様々な部活の助っ人として活躍してきたが、その発揮能力は気分によって上下が変動する。
本人は予め「気分によるよ」と伝えてはいるものの、一度身体能力の高さを認められるとリピーターがついたり、校内で噂が広まり様々な部に頼まれることも多かったようだ。
気分じゃないのにやらされる時は代理を立てたり逃げをうったりしていた。それも無理な時は参加するものの本領発揮は出来ない。
その結果中学卒業時には誰からの信用も得られなくなってしまった。

自分の事を誰も知らない高校(茶瀬木高校)を受験して一念発起、自身を見つめなおす高校デビューを図る。
今までフラフラしていたがそれが間違いで、一ヵ所に腰を据えれば助太刀に行く必要も無くなるし部員とも友好関係を築けるのではと、先ずは体験入部期間に全ての部活動を体験してからどこに入るか考えようと思っている。
自分の殻を破れればなんでもいいので今まで未経験だった文化部へも意欲的だ。