浅井 知彦Tomohiko Asai

超常現象や心霊現象によるお悩みを解消すると銘打った霊能事務所に勤めている。すごく胡散臭い。いつも和装。
同僚のパートナー的存在がホテルに行ったっきり入院して職場に帰ってこないので、どんなもんかと霊障体験に赴く。
オカルト趣味になったのは過去の経験からだが、あまり詳しく話したがらない。というのも、小さな社会とされる学校生活でその話題を出そうものなら一般常識とは違う彼の経験を畏れる人間が多かったからだ。
大人になってある程度箱庭の外側に居る人間との交流ができてから本格的にこの特技を生業とするようになった。
仕事柄誰も入居しない部屋や廃墟に出向くことが多く、なるべく多くの過去を探るために開かない棚や引き出しを暴くためのピッキング技術を身に着けている。そういう所に限って手記や重要な証拠品が隠されていたりするんだ！
かなり貧弱。すぐ息切れする。一日中働いた後は三日くらい有給使って休む。